「いくつかの有利な条件がある」佐々木朗希争奪戦に参加確実のタイガース 市場規模、育成実績などのメリットを地元メディアが強調「最適な選択肢」
さらにもう一つのメリットでは、佐々木の代理人であるジョエル・ウルフ氏がウィンターミーティングの場で、「中小市場の球団の方が彼にとって有益だという議論もある」と語ったとして、その意向にタイガースが適していると主張。同メディアは、「彼にとって目立ちすぎない環境が理想的だという考えがあるようだ。デトロイトのように注目度がそれほど高くない中小市場の球団は、ササキにとって最適な選択肢となり得る」などと論じている。
また今回のトピックでは、佐々木にとってのタイガースのデメリットも挙げており、過去の所属選手の歴史を辿り、「日本人選手の実績が乏しい球団」と指摘。また、現所属の前田健太も佐々木と代理人が異なることで、「日本人という共通点以外に何の接点もない」などと説明する。
それでも同メディアは、タイガースが今後、より多くの日本人選手がプレーする球団になることを目指しているとして、「その前向きな姿勢でササキを惹きつけることができるかもしれない」と綴っている。
今季は夏場までに主力を放出しながら、ポストシーズン進出を果たし地力をみせたタイガース。激化が予想されている佐々木獲得競争でも、高い存在感を示すことになるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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