「もう少し声が出ると思うんですけど、どうですか?」ロッテ佐々木郎希がインタビューでも"満点回答" CS初戦を8回9奪三振無失点の圧巻投球
佐々木はチームを助ける快投を見せた(C)産経新聞社
ロッテが12日に行われた日本ハムとのCSファーストS初戦(エスコンフィールド)に2-0と完封勝ちで先勝。ファイナルS進出に王手をかけた。
【動画】この迫力!佐々木は万波を三球三振に打ち取るなど、快投を見せた
絶対エースが圧巻のピッチングを見せた。
先発した佐々木郎希は8回を112球、5安打2四球9奪三振、無失点で自身初となるCS勝利を飾った。
佐々木は初回、淺間大基に四球も淺間の二盗を佐藤都志也が刺す。清宮幸太郎にも四球を与えるが、フランミル・レイエスを空振り三振、郡司裕也を三ゴロに打ち取った。
その後も走者を出す場面がありながら、要所を締め、点を与えない。2点をリードした7回も二死二塁で迎えた万波中正を三球三振に打ち取り、雄たけびをあげた。
最速158キロのストレートに大きく曲がるスライダーやフォークを織り交ぜ、ゲームを作った。
これで自身初のCS勝利投手に。これまでPSの登板は通算9イニングで防御率「0.00」だったが、勝ち星はついてなかった。試合後のヒーローインタビューでは「大事な初戦を任されたので、その期待に応えられるように投げました」と笑顔。今季は日本ハム相手には試合が行われたエスコンフィールドでは2度の先発も0勝1敗、防御率「6.43」と苦戦していたが、大一番でチームを助ける快投を披露した。
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