佐々木朗希は「米球界最大の悪役」になってしまうのか ドジャース入団でささやかれる懸念 反発必至の「舞台裏」
佐々木は有力視されていたドジャースへの入団が決まった(C)Getty Images
ロッテからポスティングシステムを利用、去就が注目されていた佐々木朗希がドジャースとマイナー契約を結んだことが明らかになった。
佐々木は17日(日本時間18日)に自身のインスタグラムに「ロサンゼルスドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました」と報告。「とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに正しい決断だったと思えるよう頑張ります」と決意をのべている。
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佐々木は契約、年俸が制限される「25歳ル―ル」の対象選手であり、今オフ、市場に出されると多くの球団から関心を持たれた。当初からドジャースが最有力とされる中、最終的にはダルビッシュ有も所属するパドレスとの一騎打ちと見られる中で、大谷翔平、山本由伸と多くの日本人選手も所属するドジャースとマイナー契約を結ぶことになった。
令和の怪物のメジャーでのパフォーマンスが注目されるとともに、乗り越えなくてはいけない壁もあるようだ。
昨年ワールドシリーズを制覇したドジャースに加わることによって、さらにチームは強固になるが、一方で"強すぎるドジャース"に他球団ファンからは反発の声も強まっている。
すでに今回の発表を受けて、米ファンの間からは「(各球団間の)競争バランスが崩れた」と複雑な本音を漏らす声もあがり始めた。