佐々木朗希とドジャースの“密約疑惑”に飛んだ反発 LA地元記者が真っ向批判「噂を裏付ける証拠は見つからなかった」

タグ: , , , 2025/1/19

 この結末を受け、佐々木とドジャースにはあらぬ疑惑が集まった。それは、事前交渉、いわゆる「タンパリング」を疑うものだ。かつてフィリーズなどでGMを務め、球界の補強事情を知るジム・ボウデン氏は、米YouTubeチャンネル『Foul Territory』内で「この契約について、コミッショナーオフィスに調査を依頼する複数の球団が出てくると予想している」と指摘。「ドジャースとササキの間に事前に取り決めがあったと信じるフロントオフィスや幹部たちがいくつかいた」とも報告している。

 昨年11月の時点で浮上していたこの疑惑に関して、「不正」を裏付けるものは何も出ていない。ゆえにロサンゼルスの地元メディアからは反発の声が上がっている。

 地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は「MLBはササキのポスティングを正式に認可する前に『プロトコルが遵守されているか確認する』と調査を実施していた」と指摘。さらに匿名の事情通の情報として、「MLBはササキを巡る調査で多数の関係者に聞き取り調査を行ったが、噂を裏付ける証拠は見つからなかった」と断言している。

 さらに「ドジャースは土壇場で2つのトレードを成立させ、ボーナスプール資金を増やしたことで、ササキにとって望ましいあらゆる条件を満たした」としたハリス記者は、世間の関心を集める疑惑に対して、リポートを次のように結んでいる。

「ドジャースと契約した日本人選手の相性はあまりにも明白で、あまりにも強固だった。そして、MLB関係者たちが状況を調査した結果、ササキがロサンゼルスにいるのは、彼自身が最終的に『行きたかった場所だから』という理由だから、である」

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】佐々木朗希は「米球界最大の悪役」になってしまうのか ドジャース入団でささやかれる懸念 反発必至の「舞台裏」

【関連記事】「誰もが怒っている」佐々木朗希のド軍移籍に米ファン反発 米記者は電撃契約を称賛「提示された資金はMLB最少だった」

【関連記事】佐々木朗希の最終候補から外れたヤンキース 日本人獲得の戦略“見直し”を専門メディアが要求「来オフはムラカミが市場に出る」

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム