「最適な着地点だった」ドジャース入り決断の佐々木朗希 米球界での成長に現地メディアが太鼓判「エリートの才能に囲まれる」
ドジャース入りを決断した佐々木は、スーパースターたちに囲まれて才能を磨く(C)Getty Images
今オフ、ロッテからポスティングでのメジャー挑戦を表明し、去就が注目されていた佐々木朗希がドジャースを新天地に選んだ。現地時間11月17日、球団とマイナー契約を結んだことが報じられている。
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プロ入り前より、そのポテンシャルが米球界関係者からも高い評価を受けてきた右腕が、ついに憧れ続けてきた舞台の入り口に立った。今後はメジャー契約、そして公式戦でのマウンドを目指し、まずはマイナーから米国でのプレーをスタートさせることになる。
佐々木に対してはNPB時代から、フィジカル面への懸念が囁かれてきており、移動や日程面においてもさらに厳しいものとなるメジャーの環境への適応に不安がつきまとう。それらの要素から、ドジャース入りが決定となってもやはり活躍へのハードルが低くはないとの見通しが大方の意見だろう。
だが、米野球サイト『JUST BASEBALL』では、新天地に選んだドジャースは佐々木にとって、そのポテンシャルをさらに高めていく上でよりベターな環境であると説いており、現地時間1月18日、佐々木のドジャース入りを伝える特集記事において、ドジャースが「最適な着地点だった」などと評している。
同メディアはその中で、佐々木の経歴を振り返るとともに、「23歳で才能を持っていても、それがそのまま長いキャリアにつながるわけではなく、成功の条件の1つに過ぎない」と論じながらも、タイラー・グラスノーや山本由伸、さらに今オフにはブレイク・スネルが加わり、大谷翔平もマウンド復帰を果たすなど、先発陣の層の厚さが大きなメリットであると指摘。「ササキはローテーションの中盤を任され、6日ごとに投げながら技術を磨く役割を担うことになりそうだ」と予想する。