ラグビー・大野均「イングランド勝利は、日本がアイルランドに勝つための手本」

タグ: , 2019/2/6

 130年以上の歴史と伝統を誇る「シックス・ネーションズ」。ヨーロッパのラグビー強豪6カ国が参加して行なわれる大会の模様を、WOWOWでは全15試合生中継でお届けする。

第1節「アイルランドvsイングランド」の中継終了後、この番組ゲストを務めた元日本代表の大野均選手に、開幕戦の感想や第2節以降の見どころ、また、9月に開催されるラグビーワールドカップ2019にて日本代表と同プールで対戦することが決まっているアイルランド、スコットランドについて、独占インタビューを行った。

(c)WOWOW

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──アイルランドvsイングランド(20-32)、激闘でした。
日本代表で一緒にプレーしていた同年代の将太郎(大西将太郎さん)と楽しく解説させていただきました。終盤に点差がついて、優勝候補のアイルランドが初戦で(7点差以下の負けによる勝ち点1の)ボーナスポイントを獲れずに負けたのは少しびっくりです。逆にイングランドは『アイルランドにはこう勝つんだ』という見本を見せてくれましたね。

──今年9月開幕のラグビーワールドカップ日本大会でアイルランドと対戦する日本代表にとっても、参考になる試合だったでしょうか?
そうですね。特にイングランドが80分間ディフェンスをやり切って勝ったことは、日本代表にとっていい手本になったのではないかと思います。イングランドのディフェンスの出足が最後まで落ちなかったのは、エディーさん(前日本代表、現イングランド代表エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ)が本当に厳しい練習を課しているからでしょう。

──アイルランドは最後まで競り合いたいところでした。
前半(24分のPRキアン・ヒーリー)のトライをはじめアイルランドらしさが随所に見られたのですが、それ以上にイングランドの圧力が強く、その地道なプレッシャーにアイルランドが負けたという感じですね。印象に残った選手は、マコ・ヴニポラ選手(イングランド左PR。この試合のマン・オブ・ザ・マッチ)ですが、アイルランドのCTBバンディー・アキ選手も力強いボールキャリーに判断のいいパスと、光るプレーが見られました」

──今後の気になるカードを教えてください。
第2節の「スコットランドvsアイルランド」と、「イングランドvsフランス」ですね。フランスは開幕戦で敗れましたが、どう立て直してくるのかに注目しています。フランスに逆転勝ちしたウェールズは勢いづいているので、「イタリアvsウェールズ」にその勢いを持ってくることができるのか、という点も楽しみです。

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