「日本には気迫があった」大会初黒星も英メディアは”奮闘”を評価 一方で元英主将はミスを指摘「継続性が失われた」【ラグビーW杯】
また、対戦相手国、イングランドメディアも試合後、選手、関係者などの様々な反応を伝えている。
英放送局『BBC』では、「イングランド 34-12 日本 イングランドが4トライでブレイブブロッサムズを破る」と銘打ったゲームレポートを配信。自国代表については「大勝したものの、目立った成果はほとんどなかった」と試合内容に対する不満の声を綴っている。また、イングランドキャプテンのローズが日本について「日本の健闘を称えたい。彼らが強い気持ちで戦ってくることはわかっていた」と語った言葉を紹介している。
他に、英紙『The Sun』も日本の戦いを称賛。「日本には躍動し、気迫があった。観客席のフランス人ファンも劣勢の日本を支持し、イングランドは居心地が悪かった」と会場の雰囲気を伝え、さらに「日本がしばらくリードを保っていたら、本当に嫌な展開になっていたかもしれない」と試合内容を評した。
また、『sky sports』では元イングランド代表キャプテンのジョニー・ウィルキンソン氏のコメントを紹介しており、「日本は最後の20分で疲れてしまった。ハンドリングエラーが多くて、プレーの継続性が失われた」として、日本のミスを指摘している。
今大会初黒星で悔しさを味わうこととなった日本。次戦、現地時間9月28日(日本時間29日)のサモア戦で、大会2勝目を目指す。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】日本代表がチリ代表を圧倒!英メディアが勝因を指摘「経験が違いとなった」【ラグビーW杯】
【関連記事】ラグビーW杯開幕!8強突破を狙う日本代表の特長を藤田慶和が解説 優勝候補、注目選手は?
【関連記事】【ラグビー】藤田慶和が選ぶ「ジャッカルが半端ない選手ベスト3」とは?