【ラグビーW杯】死闘を演じた日本を対戦国メディアも称賛「アルゼンチンは最後の数分まで苦しんだ」
惜しくも決勝トーナメント進出を逃した日本。大事なところでのミスが響いた(C)Getty Images
日本時間10月8日、ラグビーワールドカップ（W杯）フランス大会のプールD最終戦が行われ、世界ランク12位の日本代表は同9位アルゼンチンと対戦し、27-39で敗戦。これで2勝2敗で3位となり、2大会連続となる決勝トーナメント進出を逃した。
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最後まで死闘を繰り広げた。試合開始早々、アルゼンチン代表にいきなり先制点を許したが、前半16分にアマト・ファカタバが1人で敵陣を抜け出すと、そのままトライ。松田力也がコンバージョンキックを決め、同点に追いついた。その後はアルゼンチンにリードを許したものの、38分に斎藤直人のトライと松田のキックで追い上げを見せ、14-15で前半を終了した。
後半開始早々、日本はアルゼンチンのマテオ・カレーラスにこの日2つ目のトライを許し、リードを許す。しかし、後半12分に松田のペナルティーゴールが決まると、16分にはレメキ・ロマノラバが鮮やかなドロップゴールで、2点差に詰め寄った。その後も攻防が続いたが、28分にはカレーラスにこの日3本目となるトライを奪われるなど、リードを広げられた。日本は最後まで攻めこんだが、27-39で試合終了となった。
最終戦で敗れ、惜しくも決勝トーナメント進出を逃した日本。アルゼンチンとの死闘を終えた選手たちには海外メディアも称賛の声を送っている。アルゼンチンの日刊紙『La Nacion』は試合終了後に速報の記事を配信し、「アルゼンチン代表は、39-27で日本を破り、決勝トーナメントに駒を進めた。この試合では、プーマス（アルゼンチン代表）が常に優位に立ったが、日本のタフな姿勢と試合内容に遭い、最後の数分まで苦しんだ」と、アルゼンチン代表を苦しめた日本について記載。
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