日本代表、8強入りならず 相手国メディアは「決定力と守備の弱さという2つの顔をみせた」と指摘【ラグビーW杯】

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 勝った方がベスト8入りとなるという大一番を制したアルゼンチン。最後は地力の差を見せつける形で2大会ぶりの準々決勝への切符を手にした。アルゼンチン国内でも、この試合の結果を報じており、その中では日本のパフォーマンスへの評価も伝えられている。

 アルゼンチンの国内紙『Clarín』では試合後に配信となったゲームレポートにおいて「ロス・プーマスは苦しんだだけでなく、最初の目的である『世界のトップ8に返り咲く』ことを達成するために努力しなければならなかった」と自国代表チームの試合内容を評した。

 また、試合開始早々に失点するも、すぐに同点に追いついた日本には「落ち着きを取り戻すには、最初の30分で十分だった。ロス・プーマスに序盤のような自由を与えず、忍耐強く相手陣内に押し込むことに成功した」と前半の展開や攻撃面での動きを称えている。

 他には、国内メディア『Diario Río Negro』は敗れた日本に対し、「トライをサポートするなど攻撃的な決定力と、ディフェンスがやや弱いという2つの顔を見せた」として、試合全体でのプレーを振り返った。

 アルゼンチンは何度も日本に得点差で迫られ、負傷による退場者を出しながらも士気が下がることなく、チーム全体の気迫で日本を上回った。最後まで攻めの姿勢を貫き食い下がった日本だったが、追いつくことはできず、フランスでの戦いを終えることとなった。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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