燕新星、22歳内野手は「希望の光」 敵将、阿部監督を苦笑させた「ビッグプレー」に最後はサヨナラ…異色の経歴も話題に
この日は伊藤のプレーばかりか、両軍ともに好プレーが続出。これぞ、プロといえる見応えのある試合ともなった。
またプロ初ヒット、サヨナラ打をマークとニューヒーローとなった伊藤といえば異色の経歴も注目されている。
群馬県出身。東農大二高から大学へ進んだが、中退。一時は野球を離れ、地元の居酒屋でアルバイトをしていたが、草野球に誘われ、野球の楽しさを再確認。その後、独立リーグのBC・新潟で1年間プレー。23年ドラフト5位で入団した。
当初から遊撃ポジションの高い守備力は評価されており、あとは打撃と見られていたが、この試合で力強さを見せたことで今後、活躍の場所が増えそうだ。
チームは16試合を終え、DeNAと並び、5位ともがいている。村上、丸山、塩見と故障者が多く苦しい戦いが続くが、それでも希望はある。そう思わせた20日のゲームだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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