阪神3連戦は12打数1安打と急ブレーキのDeNA度会隆輝 ”積極性”は吉と出るか凶と出るか
5打数ノーヒットだった4日の試合は、第1打席1球、第2打席2球、第3打席1球、第4打席8球、第5打席4球。第4打席こそ粘りを見せたが、1打席平均は3.2球と相手投手にプレッシャーをかけたとは言い難い。
早いカウントでアウトになる打席は、ストライクからボールに落ちる低めの変化球をひっかけるケースが目立つ。積極的に振ってくる特徴を逆手に取る阪神バッテリーのリードが光った。そして、この阪神バッテリーの攻め方を他球団も参考にする可能性は高く、今後度会は初球に厳しい球を頻繁に投げられるだろう。
度会としてもしっかり見極める必要はあるが、それでは本来の思い切りの良さが失われかねない。プロの厚い壁に早くもぶつかっている度会が、どのように乗り越えていくのか期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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