初のスタメン落ちも経験…DeNAドラ1ルーキー度会隆輝に訪れた最初の試練 球団OBが指摘した「打破すべき課題」とは

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 実際にチームでは1日の試合で初のスタメン落ちとなったが、最近の首脳陣の起用法に”迷い”が生じられているとした。

 さらに度会自身の課題としては「守備が悪い」ときっぱり。「プロの守備ではない」として、打球の目測を誤るなど、右翼守備の面でもチームに負担をかけていることを気になる材料としてあげた。

 開幕から2試合連続アーチ、先には満塁弾など、あっと驚くプレーを見せてくれるのも魅力の一つではあるが、首脳陣の起用法にも迷いが感じられることで「それだったら1回リセットしたほうがいい」として、スタメン起用を見直すなど、チーム全体のバランスを見ることを勧めた。同時に「スーパールーキーはいないから」と慎重な育成を求める場面もあった。

 実際に度会がスタメン落ちとなった1日の中日戦ではチームは今季最多の17安打12得点と猛攻。初回に相手先発の涌井秀章に対して9得点を奪うなど、度会に代わって右翼のスタメンに入った蝦名達夫も適時打2本を含む4安打と大暴れとなった。

 「度会抜き」の打線でも十分な破壊力を発揮することが分かったことで、首脳陣も起用法を考えるきっかけともなるかもしれない。

 いずれにせよ、度会は近い将来のチーム主軸にと成長を願われているだけに背番号4の育成法をめぐっては今後も「最適解」を探し続けることになりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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