中日28歳内野手は「もう、キーマンになってるじゃん!」西武から金銭トレードで加入、移籍後7試合目で初タイムリー、マルチも記録「サードのレギュラーつかんじゃえ」
佐藤龍世は移籍7試合目にして初タイムリーを放った(C)産経新聞社
中日は27日の広島戦(バンテリン)に3-2と勝利。交流戦明け初戦を粘り強く戦い、ものにした。
大きかったのは西武から金銭トレードで中日に加入した佐藤龍世にもある。
【動画】この打撃を見たかった!佐藤龍世、鮮やかな流し打ちで移籍初タイムリーをマーク
「6番・三塁」で先発出場、同点に追いついた直後の3回二死一、二塁の好機に相手先発、森下暢仁の149キロ直球を鮮やかな流し打ち、これが決勝点となった。
佐藤にとってもこれが移籍後初のタイムリー。15日に金銭トレードで西武から中日に移籍。在籍した西武でも昨年も4番を多く務めるなど、勝負強さは知られていた。17日のオリックス戦から「三塁」でスタメン出場を続ける。守備でも好守が光り、移籍後7試合目で初タイムリー、マルチ安打も記録と今やチームには欠かせない存在となっている。
西武時代は寝坊遅刻など野球以外の部分でクローズアップされた部分もあったが、新天地では必死に食らいついている。佐藤のがむしゃらなプレースタイルには、適時打をマークしたときにベンチで笑顔を見せた井上一樹監督の背中を押すスタイルも奏功している。
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