阪神34歳捕手はCSの"勝負手"になれるか スタメン起用にマルチ安打で応える「間違いなく、必要なピース」
梅野は難敵、東からマルチ安打をマークした(C)産経新聞社
阪神は9月10日のDeNA戦(甲子園)に1-6と敗れた。
先発左腕の伊藤将司が4回に筒香嘉智に逆転の16号3ランを許すなど、沈んだ。
ただ敗戦の中でも今後につながる材料となったのは「2番・捕手」で先発した梅野隆太郎にもある。
攻撃的2番の座を託されたベテラン捕手は初回から本拠地のファンを沸かせた。
一死から相手左腕、東克樹のカットボールを捉えて左越えの二塁打をマーク。その後の佐藤輝明の適時二塁打で先制のホームも踏んだ。
さらに打撃のアピールは続いた。5回一死で迎えた第3打席も東のスライダーを捉えて左前打とマルチ安打を記録。
何より球界屈指の好左腕、東をこの時期に攻略したことに大きな意味がある。今後のCSファイナルでも戦う可能性がある相手に対して、しっかり打撃で結果を残せたことは自身の出場機会を得るためにも大きい。
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