6球団の“大争奪戦” オリックス・山崎福也がFA市場で人気な理由とは? 高木豊氏が見解「修羅場で投げ切れている」
高木豊氏
オリックスから国内FA権を行使した山崎福也投手をめぐって大争奪戦が起こっている。左腕はオリックスとの残留交渉を含めて、ヤクルト、DeNA、巨人、ソフトバンク、日本ハムの計6球団と交渉中だ。
今季は自身初の2桁勝利となる11勝を挙げ、オリックスの3連覇に大きく貢献した山崎だが、今オフFA市場で“一番人気”となっている理由を球界OBが解説した。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、山崎について言及した。
【動画】同じCランク評価の山崎福也と石田健大「なぜ山崎福也の方が高く評価されるのか」高木の意見を語ります
高木氏は左腕をめぐって大争奪戦が起こっていることについて「(オリックスが)3年連続優勝する中でローテーションの一角をずっと守ってきて、今年は10勝も挙げたから、評価は上がるよね」と、今季は自身初の2桁勝利を挙げ、3連覇に大きく貢献した点を理由に挙げて説明。また、左腕の特徴については「長いイニングはそんなに投げられないかもしれないけど、緩急が自在。バッティングもいいし、人気にはなるだろうな」と語り、セ・リーグ球団から人気な理由を解説した。
一方で山崎同様、今オフFA宣言したCランク左腕にDeNAの石田健大がいる。通算成績だけで見ると、山崎が39勝45敗、石田が37勝43敗でほぼ互角と言ってよい数字だが、FA市場で評価が分かれている理由は一体なぜなのか。