日本ハムが大金星 FA左腕・山崎福也が日本ハム入り決断報道 競合した巨人、ソフトバンクが叶わなかった「要因」とは
V奪回を掲げる新庄監督にとっては大きな補強となった(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
オリックスから国内フリーエージェント(FA)を行使し、6球団による争奪戦と注目を集めていた山崎福也投手が日本ハム入りを決断したと11月25日付の「スポーツ報知」が報じている。
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今季11勝とキャリアハイの成績を残し、リーグ3連覇を果たしたオリックスで今年の日本シリーズにも先発など安定した力を発揮した左腕をめぐっては、在籍のオリックスを含め、ヤクルト、DeNA、巨人、ソフトバンク、日本ハムが条件提示を行うなど大争奪戦をくり広げた。
一方、金銭面ではソフトバンクがプライスリーダーとなる「4年総額12億円超」の提示を行ったと伝えられている。他球団に比べて、金銭面においてはそこまで好条件とはいえない日本ハムを選んだ背景には何があるのか。
そこには最近の選手感情の変化にもありそうだ。今回獲得を模索した巨人、ソフトバンクといえば、球界屈指の人気球団としてファンからの注目度も高い。プレッシャーも大きなものとして知られるとあって、自身のキャリアを鑑みて、金銭面だけで判断はせず、最近の選手はよりのびのびと自身のパフォーマンスが発揮できる環境を求める傾向にある。
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