侍ジャパンが”無傷の4連勝”でアジア連覇!高木豊氏は「心を鬼にした」井端監督の采配を絶賛「よく決断したと思う」
高木氏はサヨナラ勝ちを決めた延長10回の攻撃に注目。井端監督は1点ビハインドの場面で先頭・森下翔太(阪神)に代えて、代打の古賀を送った。重圧のかかる場面で古賀は初球で犠打を決め、日本のサヨナラ勝ちを引き寄せた。高木氏は「ああいう場面はものすごいプレッシャーがかかる。初球でしっかり決めてくれて、攻撃の流れができた。地味だけど、あそこで決められなかったら日本は負けていたと思う」と語り、貴重な犠打を決めた古賀を称賛した。
また、同氏は代打を起用した井端監督についても言及。「井端監督はよく決断した。心を鬼にしてここで(古賀を)出したというのは、井端監督の『絶対負けない野球をやる』という、しぶとさだなと感じた」「情に流されなかったと思うし、本当によくやったと思うよ。勝つことの大切さを選手たちに示したんじゃないかな」と、最終回で見せた采配を絶賛した。
井端ジャパンの初陣となった今大会だが、高木氏は「今大会の収穫は二遊間だね。小園、門脇のコンビネーションが非常に良い。あと、この2人の特徴は打てるところ」と、侍ジャパンの二遊間を担った小園海斗(広島)と門脇誠の攻守での活躍を称えた。
若き侍ジャパンが全勝で大会連覇を成し遂げ、井端弘和監督が6回宙を舞った。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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