どうする侍捕手?「実績」の甲斐拓也か、「打率6割」の中村悠平か
◆WBC正捕手と主な個人成績
06年=里崎智也(打率.409、5打点)
【控え=谷繁元信、相川亮二】
09年=城島健司(打率.333、10安打)
【控え=阿部慎之助、石原慶幸】
13年=阿部慎之助(打率.261、2本塁打)
【控え=相川亮二、炭谷銀仁朗】
17年=小林誠司(打率.450、6打点)
【控え=大野奨太、炭谷銀仁朗】
第2回以来の世界一奪回を目指す栗山英樹監督(61)は打撃より、守備を重視した起用に見える。代表チームで捕手は普段受けない投手の球を受けるが、今回は大谷やダルビッシュといった世界トップクラスが相手。事前にブルペンでいくら受けても、試合では力の入り具合が違い、クセがあり、軌道が変化することもある。一線級の投手をリードし、初見の打者に神経を使い、負けられない国際試合の重圧もあって捕手の消耗度は想像以上に激しいため、併用策をとっているのかもしれない。
甲斐と中村を交互に起用し、投手との相性を見極め、準決勝を迎える栗山監督。順番通りなら中村がスタメンマスクの番だが…大一番でどちらを起用するか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】【侍ジャパン】大谷翔平ヒヤリ喜びすぎに注意…プエルトリコの過ち繰り返すな
【関連記事】【巨人】坂本勇人 オープン戦打率1割の「正念場」おびやかす「選手の名前」
【関連記事】育成4位以下がメジャー&侍ジャパン2人って! 2010年ソフトバンクの育成ドラフトが神すぎる