【侍ジャパン】主力打者沈黙は吉兆か、今後求められる指揮官の「胆力」とは

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 果たしてどうなるか。2日に行われた中日との合同練習で、侍ジャパンは竜投相手に無得点に終わった。

 中日投手相手に6イニング想定となったシート打撃で安打性の当たりは4本出たものの、いずれも単打に終わった。

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 中でも注目を集めているのは本番で中軸を期待される打者たちの状態だ。

 村上宗隆(23)の第1打席は福谷浩司(32)に空振り三振、四球をはさみ、3打席目は中継ぎ右腕の田島慎二(33)相手に左飛に終わった。山川穂高(31)も第1打席で福谷から三振、無死一、二塁の想定だった2打席目は遊ゴロ併殺打に倒れた。3打席目は一邪飛だった。山田哲人(30)は2打席こなし、一ゴロと四球だった。

 カブス・鈴木誠也(27)の辞退が決まり、右の大砲不在となった。夏季五輪でも4番を務めた大きな存在を欠くことになり、打線への影響が心配されている中、村上、山川、山田に関しては、週末のソフトバンク戦からノーヒットが続いている。

 この打線の状態に関して栗山英樹監督は「皆さまの思っている通りで」と苦笑しながらも「これだけのバッターたちなので、本番に向かって、必ずそこまでには合わせてくれる」と復調を信じていると語った。

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