「これからはすまされない」侍4強も球界OBから指摘された「ミス」とは【WBC】
一方で戦いの中で気になる点もあげた。2回の先頭打者となった岡本は四球を選びチャンスメイク。その後一死をはさみ、8番・源田壮亮(30)の2球目で突如、スタートを切り、場内をどよめかせた。結果は二塁タッチアウトとなった。単独スチールかエンドランなのか、詳細は不明だが、ベンチの栗山英樹監督が驚きの表情を見せたことから、サインミスの可能性が高い。
この場面について高木氏は「サインの徹底をもう1度しておかないと。大事なランナーだけに、これからはすまされない」と今後、よりプレッシャーのかかる場面でワンプレーの重みが増すとあって、「間違いがないように」今1度、首脳陣、ナイン間でサインの確認、徹底を求めた。
ほかにも高木氏が気にかかるポイントとしてあげたのは、この日、先発マスクをかぶった甲斐拓也(30)が3打数3三振(1四球)と打撃の調子が上がってこないことを受け、「今後は代打とかも検討していかないといけない」とした。8番を打つ源田にもバントで送らせるなど、下位打線で塁に出て、好調な上位打線で返すという形を意識していくことも大事なポイントとした。
目指す世界一奪回まで残る戦いは2つ。いかにミスを減らしていくかも今後は求められるとあって、引き続き目を光らせたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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