【ソフトバンク】侍ジャパン12球団唯一選出ゼロの衝撃 球界レジェンドOBから指摘された「投打の問題点」とは
今オフはすでに森唯斗投手、嘉弥真新也投手、上林誠知外野手ら7選手に戦力外通告を行ったことも話題を呼んでいる。
まず宮本氏がソフトバンクの投手陣の課題として指摘したのは、「やっぱり先発で育てないから」とコメント。「(先発が)できそうなピッチャーがいるはずなんですよ」とした上で、「すぐ後ろ(救援投手陣)に回してしまう」ことで中途半端な起用になってしまう点を危惧する。
今季先発陣ではメジャーから新規加入となった有原航平が10勝を挙げチーム勝ち頭、それに続くのは最年長左腕の和田毅の8勝となり、層の薄さも目立った。こういった点を踏まえ「ある程度力のある球(を投げる投手)で、先発を何とか育てる」ことが大事とした。
また野手陣に関しては「スケール感のある野手が少なくなっている」点を指摘。長打を打てる選手が少ないため、チームを支える牧原大成、中村晃といった中堅層に関しても生きてこないとした。
チームの主軸、柳田悠岐も来季で36歳シーズンとなることを踏まえ「次世代の核となる選手を育てていかないと」と新任の小久保裕紀監督の手腕に期待する場面も。
ほかにも動画内では、近年はドラフト1位入団した選手がなかなか独り立ちできない現状も指摘した。
様々な課題も浮上する中、どのような形で小久保新監督がチームを導いていくのか。オフの取り組みにも注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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