「疲れてないわけでは…」WBC後遺症の「正体」 侍戦士が球界OBに漏らした「本音」とは

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 侍ジャパン組に離脱が続いている背景には「なんといっても1番は(世界一)達成感への疲れ」と指摘した。最強ジャパンのふれこみでV奪回を至上命題とされ、2月の宮崎キャンプから始まり、3月の大会まで緊張感ある日々を送る中で、疲労が蓄積していったと見る。通常のチームとは違う枠組みで動くことでの気疲れもあったと推測する。

 高木氏は実際に帰国後の牧秀悟DeNA)と言葉を交わしたという。コンディションを心配する同氏に対し「正直、疲れてないわけではない」と疲労を認めながらも「でも、言い訳です」と前を向く姿勢を崩さなかったという。

 過去にもWBC後のコンディション調整は課題とされてきた。従来とは違う早い時期にピークを持っていく必要があるため、その反動が出ること。短期間での時差をはさんでの移動、世界一への重圧、休みなくシーズンへ突入することでの肉体への負担など様々な要因が重なって、侍戦士に負荷をかけていることは間違いなさそうだ。加えてチームに帰れば、それぞれが主力選手として、ペナントを目指す待ったなしの戦いが待っている。

 動画内では選手の不振や不調で不安を募らせているファンに向けて、「あれだけの感動を与えてくれた選手たちだから、待ってあげてほしいと思うけどね」と高木氏はメッセージを送り、約1か月ぐらいでコンディションも元に戻ってくるのではないかという見通しも語った。

 すでに今シーズンからは声出し応援も解禁、日本の野球界も盛り上がっている。これ以上の離脱者が出ないことを願うばかりだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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