井端弘和監督、4連勝も表情変えず 「大丈夫だと」19年大会と同じ選手を信じる気持ち【プレミア12】

タグ: , , , , 2024/11/18

 国際大会ならではの苦しさを知る指揮官。大会初優勝した2019年のプレミア12では、コーチとして参加した。初戦のベネズエラ戦は1点を先制されたものの、2点取って逆転。しかし、6回に3点を入れられ2-4と苦しい展開となった。それでも終盤の8回に6点を入れて逆転勝利。初戦を辛くも勝利した。

 今大会が始まる前、バンテリンドームナゴヤで行われた前々日練習で、井端監督は「前回のプレミアのときもそうでしたが、初戦、よく勝ったなと。やってるときは負けると思わないですが、後で振り返ったとき、よく勝ったなと思いました」と、当時のことを振り返っていた。

 「コーチのときは選手を信用するしかないし、大丈夫だ、大丈夫だと」。今回は監督として選手を率いるが思いは同じだった。グラウンドでプレーする選手を最後まで信じ、苦しい一戦をものにした。

 「全選手が最後まで諦めず戦ってくれたので、本当に感謝しています」と井端監督。「選手が非常に疲れていますので、何とかあと1試合踏ん張って日本に帰りたい」と激しい戦いに挑んでいる選手を労い、1次ラウンド最終戦のドミニカ共和国戦へ向けて前を向いた。

[文:別府勉]

【関連記事】「もう日本のライバルではない」侍ジャパンに逆転負けで韓国メディアが嘆き「苦しいが、現実を認めなければならない瞬間だ」【プレミア12】

【関連記事】「勝負強い」井端ジャパンの申し子 “恐怖の8番”が短期決戦で存在感「何か得意という感じです」

【関連記事】戸郷、高橋宏ら「WBC組」だけではない!プレミア12連覇へ導く“最強世代”の投手陣「98年世代」に注目【侍ジャパン】

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム