侍ジャパン ドミニカに11点大勝も気になった"2つのミス" 解説古田敦也氏も「これはお粗末です」
この試合では1点を追う3回の場面でも走塁ミスがあった。2死満塁から佐藤都志也が左前にヒットを放ち、三塁走者の森下が生還、二塁走者の栗原陵矢も一気にホームを狙った。
だがここで一塁走者の紅林引太郎が二塁ベースを蹴ってすでに三塁へ向かっており、栗原がホームを踏むより先に紅林がタッチアウトとなってしまった。そのため、栗林の3点目の生還は認められず。井端弘和監督もチャレンジを行使したが、認められず、同点止まりとなった。
今大会の侍ジャパンの編成は若い選手も多く、勢いのあるプレーがチームを前に進める中、ここにきて細かいミスが目立っているのは懸案事項。
試合後インタビューでも井端監督は連日コンディションが悪い中で選手はよく戦ったとたたえる中で、「少しミスが目立ちましたので、しっかり修正してやっていきたい」と引き締めることも忘れなかった。
21日から再び日本に戻って、スーパーラウンド初戦は米国と戦う。頂点を目指す戦いはいよいよ激しさを増しそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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