「屈辱の日だ」日本戦の“惨敗”に韓国メディアが嘆き。1次ラウンド敗退の危機に「代表チームが東京でひざまずいた」
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第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表は3月10日、東京ドームで行われた1次ラウンドプールBの韓国戦に13-4と快勝。これまで幾度となく熱戦を繰り広げてきた“因縁の相手”に対して、先制を許す展開となったものの、前日の中国戦に続く2連勝を飾り、準々決勝進出に一歩前進している。
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先発のダルビッシュ有(36)が3回に3失点を喫した同試合だが、その裏に無死一、二塁からヌートバー(25)、近藤健介(29)が連続タイムリーを放つと、大谷翔平(28)が申告敬遠された後、吉田正尚(29)の2点タイムリーで逆転に成功。以降は、5回に近藤のソロ本塁打、6回の猛攻などで9点を追加し、韓国を圧倒した。
前日は、オーストラリア代表に7-8の惜敗を喫しており、まさかの2連敗となった韓国。この結果を受け、母国メディア『スポーツ朝鮮』は、「東京ドームで屈辱の日」と見出しを打つと、「韓日戦に完敗。あまりにも痛い結果だ。野球代表チームが東京でひざまずいた」と伝えており、ショックの色を隠せないようだ。
さらに記事内では、「序盤にリードして善戦したが、ブルペン陣が崩れ、大量失点を許してしまった」と試合内容をレポート。3大会連続の1次ラウンド敗退が濃厚となり、早くも崖っぷちに立たされた現在の状況については、「WBC開幕後、2試合で2敗を喫した韓国は、準々決勝進出を逃す寸前に追い込まれている」と記述した。
12日にはチェコ、13日には中国との対戦を控える韓国。かなり厳しいスタートとなったが、ここから巻き返せるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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