侍ジャパンに敗れ、崖っぷちの韓国 連敗も現地メディアが栗山監督の発言を称賛「勝者の品格をみせた」
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大一番で敗れたものの、韓国指揮官が敵将の発言を称えている。
3月10日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、侍ジャパン対韓国で今大会初勝利を目指した韓国だったが、「宿敵」日本の前に4-13と大敗を喫することとなった。3回には先発のダルビッシュ有(36)をとらえ3点を先制するも、その裏に逆転を許し、中盤以降も日本打線に大量点を奪われ大差で敗れた。
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初戦のオーストラリア代表戦を落とし、背水の陣で挑んだ日本戦だったが痛恨の連敗。準々決勝進出に黄信号が灯ることとなった。
過去、国際舞台で幾度となく対戦し、ライバル関係が築かれてきたものの、現状での力の差が表れることとなったこの試合後、SNSなどを通し両国ファンの間では対戦結果について様々な反応がみられた。試合内容も大味なものとなったことで、各メディアでは過激な内容の意見なども少なくなかった。
しかし韓国サイト『MKスポーツ』は、侍ジャパン・栗山英樹監督のコメントを取り上げる中で、真摯な姿勢を崩さないまま、その内容を伝えている。
同メディアは日本戦終了後、「韓国は10日、東京ドームで開かれた2023ワールドベースボールクラシック(WBC)プールB本選ラウンド第2戦の宿命の日本戦で投手陣が崩れ、4ー13、9点差の大敗を喫した。2009年WBC1回戦7回コールドゲーム敗退(2ー14)以来、14年ぶりに日本戦で最も大きな点差で敗れた結果だ」と自国代表の敗戦を報じた。