「村上は7番でもいい」ヤクルトのレジェンドOB・古田敦也氏から打順降格が勧められる理由【侍ジャパン】

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(C)Getty Images

 若き主砲が苦しんでいる。「カーネクスト2023 WBC1次リーグ東京プール」B組の野球日本代表「侍ジャパン」は10日、韓国戦に臨み13-4と大勝した。

 この日は打線が爆発、1番ヌートバー(25)が攻守にわたる活躍で球場を沸かせると、2番の近藤健介(29)も本塁打をマーク、3番の大谷翔平(28)も2試合連続タイムリーを放つと、5番に入った吉田正尚(29)は3打数3安打5打点の大暴れ。チーム全体で13得点と宿敵、韓国を相手にコールドゲーム寸前まで追い詰めた。

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 ここまで2試合が経過、チームとしては1、2番のヌートバー、近藤が出塁し、3番の大谷、5番の吉田が得点するというスタイルが定着しつつある。ヌートバー、近藤においては、チャンスメイクもでき、かつ勝負強さも兼ね備えていることから、メジャーリーガー組の3人と近藤で超強力打線の軸が形成されている。

 一方で状態が不安視されているのは、この日も4番に座った村上宗隆(23)だ。6回は犠飛でチームに貢献したものの、ほかの4打席は2三振を含む凡退。WBC開幕後2試合で、ノーヒットと依然、調子が上がってこない。

 こんな村上の状態に関しては球界内からも心配する声が出ている。

 ヤクルトOBでもあり、野球解説者の古田敦也氏が11日、自身のYouTubeチャンネル「フルタの方程式」を更新。「WBCLIVE」として、侍ジャパンの戦いぶりについて連日、レポートしている。

 現在の村上の状態に関して古田氏は「大丈夫かといわれたら大丈夫ではないでしょうね。本人も自信なさげにスイングしてますし」と自慢の選球眼にも狂いが生じているとした。前打者の大谷の状態が良いことから「はやる気持ちもあるだろうし、落ち着いて打席に立っていない」可能性があると指摘。

 その上で自身が監督ならば、村上をどう起用するかと問われると「打順は変えてもいいと思いますね」と打順を下げてもいいのではないかと提言する場面も。前日の同動画内では現在の4番から「7番に下げてもいい」とコメントしていた。

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