「勝負強い」井端ジャパンの申し子 “恐怖の8番”が短期決戦で存在感「何か得意という感じです」
昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップは「ケガで出られなくて悔しかった」と話した22歳。今年3月の欧州代表との強化試合で初めて侍ジャパンのユニフォームを着てプレーし、今回のプレミア12でも代表に選出された井端ジャパンの申し子は、素直に「嬉しい」と喜びを噛みしめた。
本番を迎え、13日のオーストラリア戦(バンテリンドーム)では1安打を放つと、舞台を台湾に移して行われた15日の韓国戦では2回に1点を先制された直後、二死二・三塁から三遊間をしぶとく抜ける2点適時打で逆転に成功。ガッツポーズも見せた。
紅林は4回の第2打席でも右前打を放ち、この日はマルチ安打と活躍。日本は2番の小園海斗、4番の森下翔太、6番の牧秀悟と偶数の打者が特に好調。その中で一番下位を打つ“恐怖の8番”も2試合連続安打をマークし、国際舞台で存在感を発揮。勝負強い打撃を披露している。
[文:別府勉]
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