侍ジャパン、プレミア12→東京五輪 主な候補選手は?
ヤクルトで昨季35セーブの石山泰稚も、日米野球に呼ばれたが右膝炎症で辞退。同32セーブの広島・中﨑昇太も呼ばれていない。
過去の山本・小久保ジャパン経験組では、ロッテ・涌井秀章、石川歩両投手も稲葉ジャパン未経験。かつて稲葉監督と日本ハムでチームメートだった宮西尚生、現オリックスの増井浩俊両投手も呼ばれていない。阪神・西勇輝も同様だ。
野手では巨人・坂本勇人、丸佳浩、広島・鈴木誠也、DeNA・宮﨑敏郎らが筆頭格。
他に広島・松山竜平、日本ハム・中田翔、ソフトバンク・松田宣浩、内川聖一、ヤクルト・青木宣親、坂口智隆、阪神・糸井嘉男らの名前も挙がる。これまでは先を見越し、若手優先の起用が続いていた。ただ代表にふさわしい成績を残し続けているベテランも多く、本気で勝ちにいくのならば、今季のプレー次第では登用すべきだろう。
プレミア12のチーム登録選手人数は28人。五輪の24人よりも4人多い。幅広い構成が可能となる。
2020年シーズン前半でとんでもない数字を残さない限り、代表経験のない選手が東京五輪で抜擢される可能性は限りなく少ない。そういった意味では、東京五輪出場への最初の関門とも言える大会。メンバー発表は10月以降が見込まれるが、稲葉監督の口から誰の名前が告げられるのかは、今シーズンのプロ野球観戦の上でも頭に留めておきたいトピックの一つだ。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]