71年目の名門チーム、開幕戦のリベンジで勝率5割復帰 拓大から加入のルーキー・岡田がデビュー
2Q 三河 51–36 名古屋D (三河 28–14 名古屋D)
金丸17得点、ジェレット12得点の活躍で15点のリード
スタートは、#0サザランド、#4狩俣、#14金丸、#32桜木、#33ジェレット。
#14金丸が連続3Pシュートで流れを引き寄せると、フリースロー、ドライブを次々と沈めて一挙12点をマーク。さらに#33ジェレットがミドルシュート、アリウープを叩き込んで、3160人の観客を沸かせる。
守ってはタイトなマークでタフショットを誘発し、開始からの約6分半をわずか4失点に封じて二桁リードを築く。終盤には#4狩俣が連続3Pシュートを沈めて、15点リードで前半を折り返した。
3Q 三河 68–52 名古屋D (三河 17–16名古屋D)
チームオフェンスが機能、リードを広げて最終Qへ
スタートは、#12西川、#14金丸、#32桜木、#33ジェレット、#46生原。
名古屋D#9安藤のファストブレイク、#12中東の3Pシュートで1桁差まで詰められるも、#33ジェレットがファストブレイクからのバスケットカウント、#14金丸がドライブからレイアップで応戦。#14金丸がドリブルでディフェンスを引きつけ、フリーになった#12西川が3Pシュートを沈めるチームオフェンスで勢いを取り戻す。#32桜木のアシストから#33ジェレット、#14金丸が得点を積み上げ、リードを広げて最終Qへと突入した。
4Q 三河 87–71 名古屋D (三河 19–19 名古屋D)
15得点のサザランド劇場 新加入の岡田がデビュー
スタートは、#0サザランド、#4狩俣、#14金丸、#24加藤、#33ジェレット。
#0サザランドが1on1でじっくりと時間を使いながらドライブや3Pシュートで得点を重ね、この10分で15得点と大爆発。2分を残して17点のリードを築くと、新加入の#30岡田が温かい拍手に迎えられながらBリーグデビュー。#0サザランドのロングパスを受け、フェイクでディフェンスをかわして冷静にジャンプシュートを決めると、観客もベンチも大盛り上がりでBリーグ初得点を祝福した。試合は87–71で三河が快勝し、開幕戦の雪辱を果たした。
〇三河 87 ‐ 71 名古屋D●
(三河通算成績 8勝8敗)
入場者:3,160人
■ 鈴木 貴美一 ヘッドコーチ 試合後コメント
(名古屋Dさんとの戦いは)アーリーカップから始まって、アーリーカップで10点ほど負けて、リーグ戦では5点差と3点差で負けて、(自分たちも)だんだん良くなってきたんですが、今日は勝たなければいけないというチーム状況なので、とにかく我々が名古屋Dさんにするディフェンスが、途中ミスもありましたが、トータルではできたことが勝因かなと思っています。
もともと名古屋Dさんは調子もいい、良いチームですので、明日は今日のようにはいかないと思いますが、しっかりスカウティングして、
良いところ悪いところを確認して、良いところはまた表現できるように頑張りたいと思います。
■ #14金丸晃輔選手ヒーローインタビュー
ー3Qまでに25得点、金丸晃輔選手です。勝利おめでとうございます。
ありがとうございます。
ー今日は最初のファーストショットが決まって気持ちよくプレーできたのではないでしょうか?
今日は出だしを意識していたので、いい入りができてよかったです。
ー第2Q連続3Pシュートがありましたよね。そこまで一進一退に見受けられたところ、一気にもっていきました。あそこはどういう気持ちで入っていったのでしょうか?
来たボールは全部打つという気持ちがあったので。あと、今日は試合前のクリスさんのインタビューで10本打つと宣言していたのですが打てなくて残念です。(笑)
ーフィールドゴール7/12、フリースロー8/8、ここは譲れないところですよね。
そうですね。今シーズン落としがちなので今日は決めれてよかったです。
ー明日連勝をファンの皆さんも期待していると思いますが、意気込みをお願いします。
明日は今日やっていたことをスカウティングして止めに来ると思うので、そこを試合中にアジャストして明日も勝ちたいと思います。青援をお願いします。
■ 桜木ジェイアール選手 ヒーローインタビュー
ーチームトップ8リバウンド、5アシストを上げました。0ターンオーバーです。第1Q、主導権を握れたと思いますがご自身振り返っていただいていかがですか?
出だしを大事にしたかったところ、ローポストに集めてもらって、そこからシューターを生かすことができたと思います。
ー第1Q、三河が主導権を握っていたのですが、桜木選手が一番最初にハドルを集めましたよね。あの時どんな声をかけていたんですか?
いつもチームに言っていることですが、自信を持ってプレーすること、あの場面でもアグレッシブさを失わないこと、自分たちのタレントを信じること、ベンチのみんなも才能豊かなのでいつもそういうふうに勇気づけています。
ーアシストも光るところありますが、バッツ選手不在の中、リバウンドでもひっぱりましたが、チーム全体のディフェンスとリバウンドのがんばりはいかがでしたか?
いつもバッツ選手に甘やかされています。我々が観ているだけで彼が取ってくれるので、そこの部分は頼っているんですけれども。今日は全員でもぎ取りました。
西川選手もがんばりましたしガードの選手たちもそこに貢献しました。
本当にチームでがんばれたと思います。
ー最後に明日の意気込みをお願いします。
意気込みの前に、クリスのファッションが決まっているね。TVで一番では。
Bリーグで一番のファンの皆さまだと思っています。
こういった平日のナイターゲームでありながら本当にたくさんの方が遠くから駆けつけてくださり多くの青援を送ってくれています。明日も青援に答えられるようにがんばりたいと思います。
本当にいつもありがとうございます。
■ 岡田侑大選手 コメント
試合に出たときに、少し緊張したんですがファンの方々に温かく迎えていただき、そして得点できて良かったです。会場の雰囲気は今までに経験したことがない雰囲気で、シュートを決めていつも以上に気持ち良く嬉しかったです。
合流したばかりで、コンディション、フォーメーションもこれからですが、そんななか、ヘッドコーチが出してくださり、これから少しずつチームに貢献できるようにしていきたいです。
岡田侑大(オカダ_ユウタ)
出身校:東山高校 – 拓殖大学(2017.4-2018.10)
出身地:京都府
生年月日:1998年6月10日(20歳)
ポジション:PG/SG
背番号:30
■ 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 梶山信吾 ヘッドコーチ 試合後コメント
今日は終始三河さんのペースで進んでしまいました。それは、オフェンス・ディフェンス共に我慢しきれなかったのが最大の原因で、ディフェンスでは特にやられてはいけない、ここを抑えようね、と話をしていたところを多くやられてしまいました。そこは明日、修正しなければならないですし、オフェンスではちょっと1対1・タフショットが多くなってしまい、三河さんのディフェンスが良かったかもしれませんが、少しちょっと僕たちがやろうしていることとは違ってしまいました。
いずれにしても、まだ1つ負けただけなので、切り替えて明日頑張りたいと思います。