「リアル・ミッチー」が40得点 金丸晃輔が3P、FTの成功率リーグトップに
Bリーグ2年間で中地区2連覇のシーホース三河。今季は現在4位と苦戦する中、同地区3位で今季の対戦成績3戦3勝の富山グラウジーズとの初のアウェー戦。
11月3、4日の対戦で2試合連続30得点を挙げた金丸が相性の良さを発揮して、今季のリーグ戦最多となる40得点をマークしたが、粘る富山に4Qで振り切られ、富山88–82 三河で上位3チームを追いかける中、厳しい1敗となった。
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3Pシュート8本中5本、フリースローを9本全て決めた金丸は、3Pシュート成功率、フリースロー成功率ランキングでトップに躍り出た。富山・宇都直樹が試合後「金丸さんに何点取られても、チームとして勝てれば僕らの勝ちなので」とコメントしたように、三河の総合的なチーム力、「かみ合い」が3連覇に向けてカギとなってくる。
金丸は前節も30得点以上、何人マークが来てもタフショットを決め切る「モード」に入っている。いよいよエンジンが掛かってきたエースを擁して、年内最後の次節・同地区2位の川崎戦に挑む。
1Q 富山25–25 三河
絶好調・金丸 エナジー全開で20得点
スターティング5は、#5バッツ、#12西川、#14金丸、#32桜木、#46生原。昨日インジュアリーリストから抹消されたばかりの#5バッツがスターターに復帰した。
富山#0ライオンズ、#11宇都の得点で先行されたが、前節より好調をキープする#14金丸が#5バッツのスクリーンプレーで3Pシュートを沈め、さらにファストブレイクから連続得点を決めて、4-8と試合を一気にひっくり返す。
#32桜木のジャンプシュート、#12西川の3Pシュートでリードを広げると、その後も#14金丸のスコアリングショーは止まらず、ドライブからのレイアップ、ミドルシュートとこの10分で20得点を稼ぎ出す。しかし富山も#34スミスを起点にオフェンスを展開し、#7阿部の得点などで一歩も引かない。25-25の壮絶な打ち合いとなった。