71年目の名門チーム、西地区強豪チームに惜敗

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2Q 三河30–32 琉球 (三河16–17 琉球)

キャプテン・狩俣がディフェンスで牽引

スタートは、#3ミークス、#5バッツ、#12西川、#14金丸、#46生原。

#3ミークスのミドルシュートで逆転すると、#12西川が3Pシュート、#14金丸がミドルシュートを決めて6点のリードを奪う。しかし連続ターンオーバーから得点を許し、自ら流れを失ってしまう。キャプテン・狩俣が気迫あふれるディフェンスで琉球#橋本にプレッシャーを掛け、ルーズボールにダイブしてアリーナのエナジーを高めると、#14金丸がカットインからジャンプシュートを沈めて、悪い流れを断ち切る。しかし終盤、琉球#51古川、#14岸本のアウトサイドシュートで粘られ、2点のビハインドで試合を折り返した。

3Q 三河48–58 琉球 (三河18–26 琉球)

終盤スコアを伸ばせず、二桁ビハインドで4Qへ

スタートは、#5バッツ、#12西川、#14金丸、#32桜木、#46生原。

#14金丸が徹底マークに合う我慢の展開が続き、一時は6点のビハインドを背負うも、#12西川が連続3Pシュートを決めて1点差に詰め寄る。しかしそこから#3並里を中心にした琉球の攻撃を止められず、なかなかリードを奪うことができない。琉球のタフなディフェンスに苦しんでスコアが止まると、琉球#0石崎、#44ジョーンズの得点で引き離され、10点のビハインドで最終Qを迎えた。

4Q 三河73–77 琉球 (三河25–19 琉球)

終盤の猛追も及ばず、西地区首位の琉球に惜敗

スタートは、#3ミークス、#4狩俣、#12西川、#14金丸、#32桜木。

立ち上がりに連続3Pシュートを浴びて14点差とされる.#12西川のファストブレイク、#14金丸のジャンプシュートで反撃の狼煙を上げると、強度の高いディフェンスで約3分間琉球を無得点に抑えて、開始4分に#3ミークスの連続得点で5点差に迫る。
しかしそこから得点が伸ばせず、琉球#3並里の連続得点で再びリードを広げられる。#3ミークスのリバウンドや#14金丸のドライブ、#46生原のジャンプシュートなどで猛追したが、追いつくことはできず三河73–77 琉球で惜敗した。

■ シーホース三河 鈴木 貴美一 ヘッドコーチ 試合後コメント

 ディフェンスも全体的に頑張っていて、シュートもいい感じで打っていたんですが、シュートが入らないという、シュートのパーセンテージの差だと思います。あとはガードのところが、今日は自分たちがやろうとしたディフェンスが徹底してやれてなかったので、40分間できるようにもう一度明日は徹底したいと思います。そこのところで全部やられてしまったので、明日はきちっと修正できるように頑張ります。

■ 琉球ゴールデンキングス 佐々 宜央 ヘッドコーチ 試合後コメント

 先週の試合もそうですけど、最近僕らは波が上がったり下がったりして精神的に不安定になっていた部分があって。それは正直、#40ジョシュ・スコットというインサイドの選手がいなくなって、自分たちのバスケットを探している最中です。
今日も僕らのバスケットかというと、非常に程遠いところはあるんですが。今日、皆さん見ていて、子供対大人のバスケットを見ているようだと思ったと思うんですが、オフェンスリバウンド、1対16でターンオーバーはほぼ同じで勝てるという普通考えられないようなスタッツでした。
自分は代表でアシスタントコーチをやっていることがあったんですが、日本代表として、小さいメンバーで勝つというのを考え抜いた結果がつながっているのかなと思います。
多分、10回やって1回勝てる、というような確率しかないようなものを選手が気持ちで勝利を手繰り寄せてくれたので、選手に誇りを持っていますし、来てくれたファンも後押ししてくれて非常にありがたかったです。
そういった意味で、非常に気持ちの入ったゲームで、僕も見ていて良い試合でした。

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