三河ダービー連勝でCS進出決定!シーホース三河、若手の成長とベテランの活躍で躍進
3Q 三河 64–55 三遠(三河 28–16 三遠)
チームオフェンスで流れを掴み、一気にリードを作る
スターティング5は、#5コリンズワース、#7長野、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーのダンク、#32シェーファーのファストブレイクで逆転する。開始2分、#54ガードナーがポストアップから相手をフェイクでかわして個人通算8000得点目を挙げると、その後も3Pシュート、ユーロステップとエナジー全開で得点を積み上げていく。
#54ガードナーのポストアップに#7長野がカットイン、#14金丸がおとりになって#32シェーファーのゴール下をアシストするなど徐々にボールが回り始めると、#54ガードナーがスティールからのワンマン速攻で59-52と一気に流れを傾ける。
三遠は#28津屋の3Pシュートで勢いを食い止めようとするが、#7長野がすぐに3Pシュートを返上。ディフェンスの強度を高めて三遠の反撃を封じて、9点リードで最後の10分へ。
4Q 三河 80–75 三遠(三河 16–20 三遠)
三遠の反撃を振り切り、CS出場決定
スタートは、#5コリンズワース、#8高橋、#11熊谷、#32シェーファー、#54ガードナー。
3Qの勢いを#11熊谷のファストブレイクで加速させると、#8高橋のキックアウトから#5コリンズワースを経由して#54ガードナーが3Pシュート、#5コリンズワースがハイプレッシャーでボールを奪ってファストブレイクと畳み掛け、71-55と16点のリードを築く。
タイムアウトで立て直した三遠に、#24ハントのドライブや#15鈴木のファストブレイクなど猛追を受けて、一時は3点差に追い上げられるが、ファウルゲームにも崩れることなく80–75で勝利。3年ぶりとなるチャンピオンシップ出場を勝ち取った。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
昨日は良い形でゲームができたので、そういうイメージでやってしまったというところがあるんですが、三遠さんも最後の最後まで粘って、3Pシュートの確率も良かったですし、三遠さんの良いところが出ました。
そういった意味では、我々のシュートは入らない、相手のシュートは良かったというゲームでした。
どのチームも拮抗した、力の差がない中でしっかり自分たちのゲームプランを遂行できるか、ということだと思いますが、最後勝ち切れたということは良かったです。
ターンオーバーも少なかったですし、シュートは昨日と比べると入らなかったですが、ディフェンスは最後スイッチが入って75点に抑えましたので、そういった意味ではトータル的には良かったと思います。
そして、チャンピオンシップが決まったので少し安心しました。
三遠ネオフェニックス ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ ヘッドコーチ 試合後コメント
全体的に試合を通して振り返ってみると、昨日よりもベターに試合をすることができたと思っています。
特にディフェンス面でしっかりプレーすることが自分たちの目標でもありましたので、そういった意味でも第1Qのディフェンスは良い形でできましたし、オフェンスもスムーズにプレーできて、特に問題なかったと思っています。
後半第3Qを振り返ってみると、ゲームのキーになったところでもあるんですが、まずは自分たちの集中力が少し落ちてしまったこと。ターンオーバーを多くしてしまったこと。ディフェンスが少しソフトになってしまったこと。そういったことで三河さんに走られてしまって、リードを奪われてしまったと思っています。
もちろん、今日の試合を勝ち切れなかった、負けてしまったことは嬉しくないですが、けが人が多い中、ローテーションも限られた中でなんとか試合をやりきったこと、収穫もあったので自分たちが正しい道を歩んでいるんだということは、チームにとっても自信になったと思っています。