ボールへの執着が勝利を導く。B1リーグ、三河が見せた全員バスケ
2022年1月23日(日)
三河 〇76-70● 富山
(三河通算成績 15勝13敗)
1Q 三河 21–17 富山
ハイエナジーなディフェンスで主導権を握る
スターティング5は、#4細谷、#18角野、#19西田、#14ユトフ、#32シェーファー。
#34スミスを強調する富山に対してインサイドではダブルチームを徹底し、#19西田が富山の起点#11宇都を徹底マークしてリズムを作らせない。#14ユトフを中心に全員がリバウンドに飛び込んでセカンドチャンスを与えず、出だしの約4分間富山のオフェンスを沈黙させる。
初先発の#4細谷がアグレッシブなプレーで牽引し、#14ユトフのファストブレイク、#18角野のレイアップをアシスト。さらに#19西田のリング下へのパスにタイミング良く走り込んだ#14ユトフのダンクが炸裂。開始4分半に#4細谷の3Pシュートで11-2のランを築く。
富山は#5ジョンソン、#11宇都の得点で反撃に転じるが、#19西田、#3柏木の連続3Pシュートで突き放す。#3柏木と#54ガードナーの2メンゲーム、#7長野の高速ドライブで7点のリードを奪うも、富山#10上澤に3Pシュートのブザービーターを決められ、4点リードで最初の10分を終える。
2Q 三河 33–31 富山(三河 12–14 富山)
ユトフ 前半10リバンドで貢献 2点リードで折り返し
スタートは、#3柏木、#7長野、#14ユトフ、#15根來、#54ガードナー。
富山#34スミスのパワーアタックで先制されると、#54ガードナーがフリースローで返上。ハードな守り合いとなる中、両チームの重量級センターが激しくぶつかり合う。
するとベテランも奮起。#3柏木がドライブでリードを広げれば、富山#7阿部が連続得点で対抗と、コートのいたる所で激しく火花が飛び交う。ファン・ブースターもクラップで後押しし、アリーナは1プレーごとにヒートアップしていく。
#14ユトフのリバウンド、#54ガードナーの力強いアタックで2点のリードを守って、試合を折り返す。