B1リーグ・シーホース三河、茨城ロボッツとの開幕節を連勝で飾る!
シーホース三河は10月5日(土)、6日(日)、敵地のアダストリアみとアリーナで茨城ロボッツと、りそなグループ B.LEAGUE 2024-25の開幕戦を行なった。
茨城ロボッツとのGame1は序盤から両者激しい3Pシュートの撃ち合いとなる。拮抗した展開が続く中、セカンドユニットが躍動し4Qでリードを拡大、開幕戦を白星で飾った。
迎えたGame2、着実にインサイドで得点を重ね立ち上がりからリードを奪う。一時はワンポゼッション差に詰め寄られるが、4Qに西田(優)とガードナーで一挙20得点を挙げ快勝。開幕節を2連勝で飾り、次週のホーム戦に向けて弾みをつけた。
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―試合結果―
2024年10月5日(土)
茨城 ● 64 – 74 〇 三河
(三河通算成績 1勝0敗)
1Q 茨城 19–20 三河
高確率で3Pシュートを沈めリードを奪う
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#13須田の3Pシュートで先制すると、ディフェンスでは#54ガードナーのブロックショックが炸裂し好スタートを切る。
開始1分、#11久保田の鋭いパスが#0オーガストの強烈なダンクを演出、さらには#19西田(優)が果敢なアタックからフリースローを獲得し0-6のランでリードを広げる。
しかし、その後は茨城に3Pシュートを中心に一挙14得点を重ねられ、14-6と逆転を許す。
三河のタイムアウト明け、#7長野、#10レイマンが連続で3Pシュートを沈め16-15と1点差に迫るが、直後に茨城#34遠藤に3Pシュートを決められ、両者激しい撃ち合いとなる。
残り1分、#0オーガストがフェイクからのドライブで加点すると、ラストプレーで#18角野3Pシュートを射抜き、19-20と逆転に成功し1Qを終える。
2Q 茨城 34–38 三河 (茨城 15–18 三河)
ディフェンスの強度を高めリードを広げる
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
茨城#0フランクスのインサイドで先制されるが、すかさず#18角野が3Pシュートを射抜きリードを許さない。さらには#7長野がスピードのミスマッチを活かして加点すると、開始2分半にはファストブレイクから#0オーガストが強烈なダンクをお見舞いする。
しかし、その後は得点できない時間帯が続く。茨城の連続得点で30-27とリードを許すが、#10レイマンの華麗なステップインで喰らいつく。
オフィシャルタイムアウト明け、強度の高いディフェンスで茨城のオフェンスを停滞させると、#13須田がタフな3Pシュートを沈め30-32と逆転に成功する。
茨城#21ジェイコブセンの得点で同点に追いつかれるが、#11久保田のフリースロー、#10レイマンのステップバックで突き放す。
残り2分には、#13須田が3Pシュートを決めチームを勢い付ける。その後もディフェンスの強度を落とさず、34-38とリードを保ちハーフタイムを迎える。
3Q 茨城 50–51 三河 (茨城 16–13 三河)
一時は茨城のリードを許すが、タイムアウトで修正を図り再逆転に成功
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
およそ4分間オフェンスが沈黙し、茨城#3長谷川、#0フランクスに一挙10得点を稼がれ、44-38とリードを奪われる。
開始4分、#11久保田の果敢なドライブで対抗するが、#茨城0フランクスの個人技を止められず苦しい展開が続く。
三河のタイムアウト明け、#0オーガストが連続得点をあげると、残り2分には#7長野が展開したアーリーオフェンスから#0オーガストが得点を重ね、徐々にリズムを取り戻す。
#54ガードナーがインサイドでファイトすると、#10レイマンがオフボールのプレーからフリースローを獲得し50-51とリードを奪う。残り1秒には、#27石井が狙い済ましたスティールから茨城のオフェンスを停滞させ、リードを保ち4Qに突入する。
4Q 茨城 64–74 三河 (茨城 14–23 三河)
要所で3Pシュートを沈め開幕戦を制す
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
#18角野、#10レイマンが立て続けに3Pシュートを沈めると、#7長野が技ありのドライブを見せ52-59とリードを一気に拡大する。
タイムアウトで修正を図る茨城に対して、足を使ったディフェンスで茨城の得点を許さない。開始3分には、#10レイマンが3Pシュートを射抜き、52-62と二桁リードを築く。
茨城#25平尾に3Pシュートを決められるが、すかさず#54ガードナーがリバウンドを押し込み対抗する。しかし、オフィシャルタイムアウト明け、茨城#25平尾の連続得点で61-65と4点差にまで詰め寄られる。
残り3分半、#54ガードナーがフェイダウェイシュートで得点すると、#0オーガストもリバウンドからフリースローをもぎ取り61-69と再びリードを広げる。
その後もディフェンスの集中力を切らさず、茨城に反撃の隙を与えない。#11久保田が安定したゲームメイクで試合を締めくくり、最終スコア64-74で開幕戦を制した。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
特に後半にいいディフェンスができたと思います。3Qに関してはすごく自分達でいいプレーができたと思います。
いつもは決まっているようなシュートが決まらない中、苦しいところはあったんですけれど、ディフェンスにおいてはしっかり自分達らしいプレーができたと思います。
ただ、明日はこれから自分達が成長するためにもやっていかなければいけないこと、修正していかなければいけないことが出てくると思うのでそこを見据えて明日の準備をしていきたいと思います。