B1リーグ・シーホース三河、名古屋Dとの”愛知ダービー”は1勝1敗の痛み分けに終わる
3Q 名古屋D 75–57 三河 (名古屋D 29–24 三河)
要所でのターンオーバーが響き流れを掴みきれない
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#19西田(優)、#13須田が個人技で打開するが、名古屋D#2齋藤に連続で3Pシュートを決められ名古屋Dを捉えられない。
#19西田(優)がB1個人通算2,000得点となるフリースローを沈めると、#13須田がファウルをもらいながら3Pシュートを沈め”4点プレー”が成功、55-44と点差を縮める。
開始4分半、#10レイマンが鮮やかなユーロステップでバスケットカウントをもぎ取りチームを鼓舞する。直後に名古屋D#14佐藤の3Pシュートを許すが、#54ガードナーが3Pシュートをお返し。
激しい点の取り合いが続く中、ターンオーバーから名古屋D#14佐藤に3Pシュートを射抜かれ三河はたまらずタイムアウトを要求する。
残り1分半、アーリーオフェンスから#10レイマンのダンクが炸裂。しかし終盤、チームファウルがかさみ名古屋Dのフリースローから点差が開き、75-57と18点ビハインドで4Qに突入する。
4Q 名古屋D 105–82 三河 (名古屋D 30–25 三河)
3Pシュートを中心に反撃を図るが、名古屋Dのオフェンスを止められず敗戦
スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#27石井。
#27石井のフリースロー、#0オーガストのペイントアタックで先制するが、名古屋D#45チータムの個人技を止められず苦しい展開に。
#10レイマンのキックアウトから#18角野が立て続けに3Pシュートを沈める中、名古屋D#12中東、#2齋藤にアウトサイドから得点され、84-66と再びリードを広げられる。
三河のタイムアウト明け、#13須田が3Pシュートを沈めると、#54ガードナーもタフな3Pシュートを決め切り、アウトサイドを中心に追い上げを図る。
しかし、三河が決めれば名古屋Dに決め返され、点差を詰められない時間帯が続く。#9平がカッティングからB1初得点を挙げるなど、最後まで全員でファイトするが逆転には及ばず、愛知ダービー2戦目は悔しい敗戦となった。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
今日はタフなゲームになりました。名古屋Dさんは彼らがするべきことをやり切っていました。自分たちはターンオーバーも出してしまいましたし、ペイントエリアでも82%という高い確率で得点を決められてしまいました。レイアップやダンクなどを多く決められてしまったということだと思います。
自分たちはディフェンスのチームとしてのアイデンティティを持っている中で今日のようなゲームをしてしまいました。自分たちの良さを出すことができなかったと思っています。
ここからしっかりと学び、次に繋げようと思います。
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