医者に公認会計士も..・・・戦力外、引退後に難関突破へ挑んだ元プロ野球選手列伝
【医師】
1975年に来日し、広島や南海で活躍したゲイル・ホプキンス内野手は引退後、母国のアメリカへと帰り、医大に再入学して整形外科医になったことで知られています。
そして昨年12月、昨秋にDeNAを戦力外となった寺田光輝投手の決断がプロ野球ファンを驚かせました。27歳ながら医師を目指して、医大受験に照準を絞ったからです。
医師一家に育ち、父も開業医。三重の伊勢高校から三重大学に進学しますが、退学して浪人し、筑波大に進んだ異例の経歴の持ち主です。卒業後はBCリーグ石川に在籍し、2017年のドラフト6位でDeNAに入団しますが、プロ2年間で一軍の登板はありませんでした。
故障を防止するため、野球の現場と医療関係者の連携が望まれている現在。「元プロ野球投手の医師」が誕生すれば、自身の経験をフルに活かした上で、説得力にあふれた提言を行えるに違いありません。
27歳の今から受験参考書や問題集をひもとき、勉学に励むとは、なかなかできることではありません。
そんな道なき道を突き進む、寺田投手のチャレンジに注目していきましょう。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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