「世界のKOBAYASHI」は春の珍事?覚醒は本物?巨人・小林誠司の打撃絶好調にG党大興奮!
変身の裏側には、新加入した大久保博元打撃チーフコーチの存在も大きいと言われています。
「デーブさんはいい意味で先入観がない。『小林=打てない』という固定観念を排除して、楽しく激しく打撃練習へと取り組ませているのが印象的です。昨秋から『打つポイントを前に』とアドバイスして、小林も前向きに取り組んでいる。小林の打撃が上向けば、おのずとデーブさんの評価も高まることでしょう」
一抹の不安もあります。小林と言えば「ミスター・マーチ」。打撃のピークが3月に来るのは今に始まったことではないというのです。
「17年のWBCではチームトップの打率4割5分をマークしたことから、野球ファンに『世界のKOBAYASHI』と呼ばれるようになった。でもあの年は結局、打率2割6厘とバットは振るわず。つまり、まだ喜ぶのは早いということです。この世界はオープン戦で打っても一銭にもなりませんからね」
どんなに結果が出なくても、いつか小林ならやってくれるはず。巨人ファンの間ではそんな「小林幻想」があるのも事実です。
春の珍事か、あるいは覚醒か。その答えは3月31日の開幕以降の成績を見るしかなさそうです。
戦え、コバヤシ!
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「あのボールは簡単には打たれない」球界OBが侍ジャパン準決勝の展開を予想!救援左腕にも期待「どの球も一級品」
【関連記事】「これからはすまされない」侍4強も球界OBから指摘された「ミス」とは【WBC】
【関連記事】大谷翔平のFA動向に米メディアが言及!実績やヌートバーとの関係を挙げ、カージナルス入りも選択肢に