「世界のKOBAYASHI」は春の珍事?覚醒は本物?巨人・小林誠司の打撃絶好調にG党大興奮!

タグ: , , , , , 2023/3/19

 変身の裏側には、新加入した大久保博元打撃チーフコーチの存在も大きいと言われています。

「デーブさんはいい意味で先入観がない。『小林=打てない』という固定観念を排除して、楽しく激しく打撃練習へと取り組ませているのが印象的です。昨秋から『打つポイントを前に』とアドバイスして、小林も前向きに取り組んでいる。小林の打撃が上向けば、おのずとデーブさんの評価も高まることでしょう」

 一抹の不安もあります。小林と言えば「ミスター・マーチ」。打撃のピークが3月に来るのは今に始まったことではないというのです。

「17年のWBCではチームトップの打率4割5分をマークしたことから、野球ファンに『世界のKOBAYASHI』と呼ばれるようになった。でもあの年は結局、打率2割6厘とバットは振るわず。つまり、まだ喜ぶのは早いということです。この世界はオープン戦で打っても一銭にもなりませんからね」

 どんなに結果が出なくても、いつか小林ならやってくれるはず。巨人ファンの間ではそんな「小林幻想」があるのも事実です。

 春の珍事か、あるいは覚醒か。その答えは3月31日の開幕以降の成績を見るしかなさそうです。

 戦え、コバヤシ!





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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