「われらの小林誠司!」東京ドームを熱狂させたGベテラン捕手の攻守にわたる奮闘 今季初スタメンで決勝タイムリー「涙、出てきた」
ゲーム終盤まで細部に取りこぼしなく、投手を励まし続け、2-1と僅差のゲームをものにした。
ゲームセットを迎えると同級生で仲の良さで知られる丸佳浩が小林の頭をポンと叩いてねぎらい、その後も嬉しそうに肩を組んで語りかけるシーンも中継カメラに映し出された。誰もが小林の活躍を喜んだ。
今季初のお立ち台に立った小林は「チームが勝つためにしっかりやる 甲斐選手も入ったんですが、キャッチャー陣はコミュニケーションもしっかり取って試合に臨んでいる」とチーム一丸となっているとした上で、チームは苦戦が続く中でも「8月、9月は必ず優勝争いに食い込んいくので、また明日応援お願いします!」と前向きな発声でファンを喜ばせた。
昨年は「スガコバ」バッテリーでチームに貢献。優勝が決まった広島戦でも最後までマスクをかぶり続けるなど、存在感を示したベテラン捕手も今季は開幕もファームで迎えるなど、1軍での起用法が注目されていた。
小林の今季初スタメンマスクでの活躍にはSNS上でも「小林の活躍が嬉しすぎて、涙しました」「小林スゴすぎる」「われらの小林誠司!」「代えのきかない貴重な存在」と続々とたたえる声が上がっている。
チームはこれで5割復帰、首位阪神に4ゲーム差。まだまだしぶとく戦っていく中で背番号22の躍動した姿も引き続き、期待されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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