「二度と入らなくていい」議論百出だったセーヌ川の汚染問題 米女子選手が心境告白「具合が悪くならないよう願うしかなかった」

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 彼女が参加したのは、セーヌ川を10キロも泳ぐオープンウォーター。開催時にはトライアスロンに参加した選手たちの不満の声が各国メディアで次々に語られる状況で、パリ五輪開幕時よりも水質への不安は強まっていた。

 レース直前まで「ただ具合が悪くならないことを願うしかなかった」というグライムズは、当時の心境を次のように振り返っている。

「でも、正直なところレース中は一度も水質汚染のことは考えてなかったわ。入る前までは本当に緊張したけど、レース後にまったく気分が悪くなることがなかったから、支えてくれた本当に良かったと思う。セーヌ川でのレースは確かに挑戦的だったし、私はあれだけの流れに逆らって泳いだことはなかった」

 問題ばかりがクローズアップされたセーヌ川での競技開催に「とても楽しかったし、歴史的で、決して忘れられない思い出になった」と語るグライムズ。全体15位で競技を終えた彼女は、最後にこう言い残している。

「二度とあの川に入らなくて済むといいけどね」

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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