"優しさファースト"の阪神・坂本誠志郎がヤクルト戦でかいま見せた「怒りの表情」の裏側 チームを預かる「自覚と配慮」
特に後半戦も主戦捕手として投手陣をたばねる坂本が離脱となれば、一大事だけに、本人も強い自覚を持って怒りを見せることにつながった。ヤクルトとは再び8日から京セラドームで3連戦、また22日からも再び神宮で3連戦も控えるだけに、毅然とした対応を見せていくことも、勝利をもぎ取るためには大事なポイントとなる。
ヤクルトバッテリーは翌3日のゲームでもこの試合でマスクをかぶった梅野隆太郎に死球を与えた。狭い球場でどうしても一発警戒となる中、ヤクルトバッテリーも厳しく攻めざるをえない側面もあるが、阪神としても神経をとがらせる試合が続いた。
阪神は連勝は止まったが、DeNAが敗れたため、マジックを34に減らした。Vへの道を着々と歩む中、どのように故障者を出さずに、選手のコンディションを整えて、ゴールテープを切るか。藤川球児監督のタクトも引き続き、注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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