拒否権を持つのになぜ? 鈴木誠也の“異例トレード放出”の可能性を米メディアが指摘「不可能なわけではない」
さらに同メディアは「今シーズンのスズキはキャリア平均に並ぶ122wRC+を記録している。三振が増えているが、6月は良く打った。守備は平均以下だが、致命的というレベルではない」と指摘。「トレード市場には堅実なレギュラークラスの選手があふれているわけではない。契約以上の価値があると見出される可能性もある」とし、8月に30歳となる鈴木が“人気銘柄”になるポテンシャルを伝えている。
もっとも、トレードが限りなくゼロに近いと考えるメディアも少なくない。シカゴの地元紙『Daily Herald』のマイク・マグロウ氏は「球団の将来が危機に瀕しているわけではない」と強調。「たとえトレードデッドラインまでに売り手になったとしても、カブスのできることは限られている」とし、トレード拒否権を持つ鈴木についても「球団はトレードするつもりはないだろう」と説いている。
今シーズンのトレード期限は7月30日。果たして、そこまでに鈴木が新天地に行く可能性はあるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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