「チェコ自身で結論を出してもらう」ペレスの進退は本人に委ねるとチーム代表が明言 海外メディアは関係性に持論「レッドブルの忍耐が尽きた」
また同メディアでも、これらの発言を受け、「契約を途中で解除するには多額の違約金が必要で、その額はおよそ2,000万ドルに上るとされている」と指摘。続けて「そのため、クリスチャン・ホーナーはペレスが自主的に離脱することを望んでいる。この場合、F1からの引退や休養を発表するという形が考えられる」などと見通している。
他にも、「もちろんペレスにはチームを去る義務はないが、レッドブルの忍耐が尽きたことを示す兆候は明らかだ。レッドブルはおそらく、ペレスが自発的にチームを去るよう働きかけるだろう」と予想しており、「レッドブルが現時点での選択肢に確信を持てていないとしても、ペレスとの契約の継続は誤りであるはずだ」として、今後における双方の関係性を論じている。
カタールGPの結果により、レッドブルの3季連続でのコンストラクターズタイトルの夢が潰えている。ペレスの長い不振が王座を逃す大きな要因となったことは明らかだ。最終戦終了後、チーム、そしてペレスはどんな結論を下すのか。その瞬間がまもなく訪れようとしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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