3試合連続足踏み、田中将大の日米通算200勝に求められる「必勝ポイント」は?近鉄OB、佐野慈紀氏の考察「ちょっと慎重になりすぎている」
元々田中将といえば、力強いストレートが代名詞でもある。
この点に関して佐野氏も「慎重になりすぎずにゾーンで勝負することが大事。空振りかファウルを誘うストレートを投げたいですね」と思い切って腕を振ってストレートを投げ込むことを求めた。
さらには「インコースの使い方も鍵になるでしょう。そうすると、スプリットやスライダーもきいてくる」と内角攻めや直球の使い方で節目の200勝も見えてくるとした。
日米でキャリアを重ねながら、37歳シーズンで巨人に合流。同級生の坂本勇人とともに、勝利に全力で向かう姿勢なども高く評価されている。
28日のヤクルト戦(神宮)が今季中に200勝達成できるラストチャンスともなる。佐野氏も今季中の偉業達成を期待している。
【さの・しげき】
1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。
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