ドジャース・佐々木朗希、先発成功のための“秘策”は？ 新球種習得の必要性に迫られる中…近鉄OB佐野慈紀氏の考察「山本由伸投手のツーシームもいい」
「山本由伸投手のツーシームもいいと思いますよ。今シーズン、佐々木投手はバランスを崩して投げたときの球がシュート回転していた。意外と習得しやすいんじゃないかなと思いますね」と佐野氏は考察。
相手の手元で変化させるツーシームは打者のバランスを崩すのに有効とされ、「大きく変化させる必要はないですからね。はまると見ています」とコメント。
ポストシーズンでしっかり結果を残した佐々木の再びの先発挑戦は、メジャーでも注目を集める。何より、世界一3連覇を目指すドジャースで山本、大谷、佐々木と侍トリオが安定して先発ローテーションを回るとなれば、勝ち星の意味でも大きい。スプリングキャンプの取り組みも注目となりそうだ。
【さの・しげき】
1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ（当時）に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。
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