ドジャース・佐々木朗希、先発成功のための“秘策”は? 新球種習得の必要性に迫られる中…近鉄OB佐野慈紀氏の考察「山本由伸投手のツーシームもいい」
佐々木の先発再挑戦が注目されている(C)Getty Images
近鉄OBの佐野慈紀氏が独自の目線で野球界の話題を語る「シゲキ的球論」、年末年始編の今回は来季からドジャースで再び先発に挑戦する佐々木朗希をクローズアップ。
2025年シーズンは先発でスタートしたものの、5月に肩を痛め、そこからリハビリの時期が長かった。ポストシーズンでチームの弱点だった救援として復帰。するとポストシーズンでは9試合に登板し、3セーブ2ホールド、防御率0.84と圧巻のパフォーマンスで、チームの世界一連覇の大きな力となった。
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そんな佐々木に対し、デーブ・ロバーツ監督は、現在は160キロ前後の速球とスプリットが主なコンビネーションとあって、先発復帰にあたって新たな球種習得を求めている。
佐野氏もこの点には同感としながら、こう続ける。「元々、スライダーを投げていたんですよね。ダルビッシュ投手のアドバイスを受けたりしていたんですが、まだ自分のものにはなっていないので、それを練習するのも1つ。大谷投手が使うカーブもいまのメジャーではかなり有効ですよね」とすでにメジャーで結果を残している先輩投手の球種習得を目指すのも、先発成功の道につながるとした。
さらに佐々木にとっては最も身近ともいえる“お手本”からの習得にも言及する。
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