「世界を本気で狙うのだったら、ピッチクロックを導入したほうがいい」4強に進めなかった侍ジャパンの改革案とは?元近鉄OB佐野慈紀氏の提言【WBC】

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 ピッチクロック導入の効用に関して佐野氏は「投球テンポが変わりますし、(ストライク)ゾーンの中で戦ってくるようになる」としながら、「しっかりとしたボールを投げないと(打者を)抑えられない。間違いなくピッチャーのレベルが上がります」と、投球技術の向上につながるとした。

 さらに、その効果は打者にも波及するという。「ピッチャーのレベルが上がってくるということは、打者もゾーンに入ってくる強い打球を打たないといけなくなってくる。際どいコースをうまく拾うような、合わせに行くバッティングでは世界では通用しない」と、パワーとスピードへの対応力が自然と磨かれると分析した。

 今大会でチームを率いた井端弘和監督も、ベネズエラに敗れた後には「ほとんどの日本人の投手がストレートをはじき返されていた」とレベルアップの必要性を語る場面もあった。

 日本野球が再び世界の頂点に立つためには、根本的な意識改革が必要不可欠だ。NPB全体での取り組み、早急なアップデートが待ち望まれる。

【さの・しげき】

1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。

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