「去年より強くなっているところ探すのがちょっとしんどい」球界OBから指摘される新庄ハム2年目の「現在地」
一方で古巣の日本ハムに関しては最下位の6位予想となった。この点に関して岩本氏は「所属していたチームの最下位予想をしてしまう、胸が苦しい・・・」としながら、理由にあげたのは「日本ハムの場合、去年より強くなってる所探すのがちょっとしんどい」と話した。
他球団に関しては異次元補強ともいわれる積極補強を果たしたソフトバンク、FAで強打の捕手、森友哉を西武から獲得したオリックスなど、戦力の上積みがある中、日本ハムにおいては新外国人選手も獲得せず。FAではオリックスから捕手の伏見寅威を獲得、トレードは積極的に仕掛けていったものの、活躍は未知数と見ている。
同時に岩本氏はクリーンアップを打つことが予想される3人に関しての「課題」も口にした。まず昨年首位打者に輝いた松本に関してはタイトルを獲得したことで、より他球団にマーク、研究される懸念を示し、野村に関しては三塁守備の不安がつきまとうことを指摘。清宮に関しては「ときどきとんでもない三振をする」とまだ粗さの見える打撃の改善を求める。
清宮は昨年キャリアハイの18発を放ちながら、打率は・219。新庄監督がレギュラークラスに求めた「220」に一厘足りなかったことも話題を呼んだ。豪快な一発と共にコンスタントに打撃でも結果を残すことが期待されている。
果たして日本ハムは下馬評の低さを覆し、新庄監督が狙う台風の目となれるか。その戦いぶりに改めて注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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