苦労を乗り越えた末の歓喜のシャンパンファイト! 藤浪晋太郎の進化への称賛「こっちまで嬉しくなる」
チームメイトからシャンパンを浴びせられ、笑顔を見せる藤浪。(C)Getty Images
藤浪晋太郎にとって思わず笑顔がはじける喜ばしい瞬間だった。現地9月17日に行われたレイズ戦にオリオールズは5-4と勝利。7年ぶりとなるポストシーズン進出を決めた。
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1点を追う9回に5番手で登板した藤浪は貫録のある投球を披露する。二塁打と四球で1死一、三塁のピンチを招くも、2/3イニングを1安打無失点で切り抜けた。これでメジャー自己最長となる7試合連続の無失点となった。
相手打線をねじ伏せ、チームのサヨナラ勝利の呼び水ともなった藤浪。試合終了後には、チームメイトたちと「TAKE OCTOBER」(10月へ行こう)とプリントされた特注Tシャツを身につけ、勝利の美酒に酔いしれた。
アスレティックスで迎えた開幕当初は4月時点での防御率は13.00。現地メディアからは「最悪の契約」(スポーツ専門サイト『Sportskeeda』)とも評された藤浪。それでも7月にトレードでオリオールズに加入すると徐々に成績が安定。制球難も改善の兆しが見え、貴重なパワーアームとして強力中継ぎ陣の一角に据えられ、ブランドン・ハイド監督も「私たちが求めているものを体現してくれている」と太鼓判を押す戦力となった。
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