先発にこだわれば「2A降格」もあり得る?球界レジェンドが考える藤浪晋太郎の起用法
リリーフに配置転換された藤浪。短いイニングの方が力を発揮できそうだ(C)Getty Images
今シーズンから念願のメジャーリーグ挑戦を果たした藤浪晋太郎は、先発投手として4試合に登板するも、QS達成は1試合のみで、いずれも負け投手となった。先発で思うような結果が出ていないため、アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は24日に藤浪の中継ぎ転向を決めた。
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その後、27日のエンゼルス戦に6回から登板した藤浪。味方のエラーが絡み失点するなど、不運に見舞われたものの2回1失点(自責点0)とまずまずの結果を残した。藤浪自身は「もちろん先発をしたいので悔しい」と先発への思いを口にしているが、プロ野球OBはどのように考えているのか。
ヤクルトや巨人などで活躍したアレックス・ラミレス氏は自身のTwitterに23日、藤浪が3回途中8失点でノックアウトされたことに「NPBで何度も見たことがあるので、この結果に驚くことはありません」と投稿。また、藤浪が中継ぎ転向が決まったことについて、「これで藤波が自信をつけ、MLBのレベルでも投球できることを証明してほしい」とツイートした。
藤浪の復調に期待を寄せているラミレス氏は、自身のYouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』でも藤浪の中継ぎ転向を語っており、まず「彼の今年の成績は良いとは言えないね」と言い、続けて「日本ではリリーフのほうが先発よりも機能していた」「アスレチックスはリリーフで1~2イニングで起用すべき」と藤浪の中継ぎ転向に賛同した。